好きな人に好きな漫画を教えたらドン引きされた漫画3選
どうもー。中学生のころ、兄が持っていた「完全自殺マニュアル」を熟読していたら
母親に「あんた、まさかバカなこと考えてるんじゃないでしょうねっ!?」と激怒された過去を持つ女、ミミィです。
思春期がそんなもの読んじゃだめ。
さて、みなさん。
みなさんは、本や漫画はどんなものが好きですかー?
え?私?
聞いてねぇよ。
漫画と言えば・・・あぁ。思い出すなぁ。
甘酸っぱい青春時代の恋を。
なぁ、ミミィ?
なぁに、ケン?
いろいろ嘘ついてんな
ミミィはさ、どんな漫画が好きなの?
えーー!?なによ突然・・
なんか恥ずかしいよぉ
ハハハッ!なんだよー!教えろよー
おい、
今たまらなく
ひっぱたきてぇよ!!
学生時代、こうして好きな人に好きな漫画を聞かれたので正直に答えたら
とんでもなく引かれてしまった、今日はそんなメランコリックな漫画3選について綴りたいと思います。
行け!稲中卓球部
まずは、今でも根強いファンを持つ「行け!稲中卓球部」から。
こちらは古谷実先生の作品ですね。
この記事を読んでいる皆さんの中にも、大ファンの方がいるのではないでしょうか?
この漫画の魅力と言えば、
読み手の意表をついた奇想天外なギャグセンスと思春期男子たちのどうしようもなさ具合。
私が好きなキャラはやっぱり「前野くん」ですね。
もう天才すぎて、だんだん格好良く見えてきちゃうから不思議。
コアなところを言えば、「田原年彦くん」もたまりません。
ほらほら、読んだことない方も、このすごい画力にきっともう夢中。
私は思う。
世の女子は中学生になったら、少女漫画ではなくこの漫画で男心を学ぶべきと。
少女漫画に出てくる瞳キラキラな男子なんかより、
この漫画の方がよっぽど現実的な「男」というものを教えてくれるだろう。
しかしこんなに素晴らしい作品にも関わらず、女子が読んでいると男子は引いてしまうという。
稲中ファンの女性諸君。
男性にはこの漫画の愛読者であることは、念の為伏せておきましょう。
闇金ウシジマくん
お次は「闇金ウシジマくん」。
真鍋昌平先生の作品で言わずとしれた超がつく大人気作品ですね。
こちらは、超暴利闇金融会社に訪れる客とその関係者との様々な人間模様を描いた作品。
ドス黒い社会の闇の中で繰り広げられるストーリーの中、大体の登場人物が救いようのない状況に陥ります。
例えば・・・・
た、例えば・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ん?どした?
なにか軽くエピソードを、と思いましたが、
どれも内容がハードすぎて書きづらい!!
超ざっくり言えば、どん底な状態の人たちが更に堕ちてしまうお話です。
ただの底沼です。
それはそれは救いようがありません。
グロい描写も多く、読むと落ち込む方もいるかもしれません。
こういう系が苦手な方は、読むのを止めた方が良さそうですね。
試したいヤツは心強く持っとけ!
人間の持つ闇の部分を鮮やかに描いたこの作品。
これは本来、野生時代から持つ人間の本能的な部分かもしれません。
いわば、この漫画は人間の本来の姿を描いているに違いないのです。
けれども、女子が「闇金ウシジマくん大好き♡」と言うのは非常に危険な行為。
男性はすぅ~~~~~~~~~と音を立てながら引いてゆきます。
そう、それはまるで寄せては返す波のように。
こちらも公言は避けましょう。
殺し屋1(イチ)
最後は、山本英夫先生の代表作「殺し屋1」
鬼才:三池崇史監督により、浅野忠信・大森南朋主演で映画化にもなっているので
こちらもご存知の方も多いのでは。
さて。これはねー、うん。
正真正銘の問題作ですね。うん。
元いじめられっ子の殺し屋「イチ」が泣きながら人を殺していくバイオレンス・アクション漫画。
壮絶ないじめをきっかけに体を鍛え、格闘技を極め、ひょんなことから殺し屋になったイチ。
けれど、どれだけ強くなっても、ターゲットと接触するといじめがフラッシュバックしてしまい、恐怖と怒りが蘇りつい泣いてしまうのです。
泣きじゃくるイチは子供のよう。
それなのに、暴力描写がもうとんでもないのです。
もう残忍。グロい。凄惨。
イチだけじゃない。
出てくる人みんな、もうひどい。
もし読んだならあなたはこう思うでしょう。
「なにこれ。」
最終的には、垣原というヤクザと対峙することになるのですが、見てください。
この人、口が大きく裂けちゃってます。
口の中にマシュマロ何個入るかちょっと試してほしい。
実はこの垣原、超マゾヒストなヤクザ。
自身が痛めつけられることにより快感を得るタイプのド変態です。
ただ、マゾヒストであると共に非情なサディストでもあるので、言わば超厄介な変態です。
痛めつけてほしいし、同時に痛めつけたい人。
どーいう感情?
一方イチは、泣き虫だけど人が痛めつけられることに快楽を感じる超サディスト。
殺し屋のお仕事中も、ターゲットを攻撃すればするほど泣きながら性的に興奮しちゃいます。
お気づきだろうか?
この漫画は、
超マゾヒストなヤクザと超サディストな泣き虫との
究極なド変態同士の戦いなのです。
読めばあなたはこう思うだろう。
「なにこれ?」
デジャヴュ
ただね、設定や暴力描写はとんでもないのですが、構成、登場人物、物語が非情、いや非常に面白いのです。
非常に面白いからこそこの3選に入れていますが、ある日この漫画が好きと友人に話したところ
「人間性疑われるからそれ言わない方がいいよ」
っていわれましたよね。
女性諸君、こちらも公言は要注意。
あと初めて読むなら心臓叩いとけ!
まとめ
ドヤ顔で「3選」って言いながら書いてましたが、書いてて私は思った・・・
どれも超有名なんじゃね?と。
記事にしたところで、知ってるし!みたいな反応なんじゃね?と。
でも良いんです。だって本当にドン引かれた漫画だもの。方向性は間違っていない。
ただ皆さんに知ってほしい!
ミミィはこのような変態的な漫画が大好きですが、中身は至ってノーマル!(のはず)
あれ?
いつの間にみんな、なんでそんなに離れちゃったの?
さぁさぁ!
そんなに距離をあけないで!
もっと近づいてきていいのよーーーー!!!
おわり。