わたしの香水遍歴。
突然ですが、そこのあなた・・、香水はお好きですか?
かくいう筆者ミミィは香水愛好家です。
愛好家と言っても、あまり周りに漂わせず、自分が動くとフワっと感じるくらいの、自分だけで楽しめる程度が好き。
そしてコレクターではなく、基本的にはお気に入りを長く使うタイプです。
そんなわたくし、以前かなり焦っておりました。
なぜなら、個人的に一生使うであろうと思っていた長年愛用の香水が廃盤となり、かつ手元のものも残り僅かとなっていたから。
がっびーーーーーーん
そして大事に使いながらも徐々に減りゆくこの子を見て思った。
この子と同じくらい愛せる香水を探そう!!
そうだ!それっきゃない!
言い方のダサさたるや。
そしてお気に入りの香りを探す旅に出て・・
す る と つ い に !
えーなんとね、お母さん。
あなたの香りさんがね・・、見つかりましたよ!!
そして今!このスタジオに来ていますよ!!
あああ・・・ありがとう・・ありがとうございます・・・
本当にぃぃ、ありがとうございますぅぅぅぅうううう!!
あぁ、お母さん。そんなに泣かないで。ほら立って。
香りさんのこと、ちゃんと見てあげてください。
うぅぅぅぅ!
おまえぇぇえぇぇぇえっ!
今まで一体どこにいたんだい!!
おまえぇぇえぇぇぇえっ!
もう失ったりはしないからなぁあああ!!
あぁぁぁっぁあぁぁぁぁぁっぁ!!!!
おまえぇぇえぇぇぇえっ!
ウル・・
なんかこういうの・・・
すてきやん?
(このくだり)いる?
ということで今回は、無事に見つけることができたお気に入りの香水を
これまで出会ってきた過去の香水遍歴とともにご紹介したいと思います。
この記事はミミィの自己満足で作られたものではありますが、あなたもぜひ思い出の香水を振り返りながら読んでほしい。
香水遍歴。
ミミィ思春期
思い起こせば香水を好きになったのは、年の離れている姉の影響かもしれない。
姉はいくつか香水を持っていて、どれも良い匂いだった。
覚えているのは、姉の目を盗みよく隠れてこっそり付けていたこの子たち。
シャネル アリュール
ブルガリ プールファム
な・・懐かしすぎる!!
懐かしくて悶えている人もいるのではないだろうか!
匂いはさすがに忘れてしまったが、シャネル アリュールは一番好きな匂いだった記憶。
ミミィ19歳〜20歳ころ
これは確か初めて友人から香水をプレゼントしてもらって、気に入って付けていたもの。
アナスイ オードトワレ
当時アナスイはコスメや雑貨・服など幅広く展開し、私の周りでは大流行していました。
爽やかながらちょっとオリエンタルな匂いが、早く大人になりたかったマセた私の気分にピッタリだったのかもしれない。
ミミィ20代前半
こちらも懐かしさに悶える人が多いのではないだろうか。
イヴ・サンローラン ベビードール
当時、女子はみんなこの香りをしていた記憶。
さわやかでフルーティな中に大人っぽい色気のあるムスクの匂い。
あ、今思い出したけど、「恋が叶う」的なジンクスを持つ香水だった気がする・・
わぁ。エモい
ミミィ20代後半〜30代前半
この時期に長く使っていたのはこちらの香水。
サラ・ジェシカ・パーカー ラブリー
こちらはアメリカの大人気ドラマ「Sex and the City」のキャリー役:サラ・ジェシカ・パーカーがプロデュースした香水。
これは20代後半で1年間カナダに滞在していた時に、現地のデパートで匂いを嗅いで即購入しました。
単純に「Sex and the City」の大ファンだったということもあるけど、匂いもすっごく良かった!
コロンとしたかわいい見た目とは裏腹に、つけたてはキリッとした複雑な香り。
それが徐々に穏やかなパウダリーな感じとムスクが交わり、上品な女性らしさと色気をもつ、大人っぽい匂いに変わっていきます。
なんか急に具体的じゃない?
なぜ急に具体的に語り出したのかと言えば・・
こちら、今持っているからです。
この記事を書くにあたり、思い出していたらもう一度使いたくなって再度購入。
カナダで頑張っていた頃の記憶がフラッシュバックする・・
思えばこの香水が一番、思い入れのある香水かもしれません。
ミミィ30代後半〜現在まで
前述の「ラブリー」を使い切った後に購入したものはこちら。
一目惚れならぬ ”一嗅ぎ惚れ” で即購入でした。
そう、これが記事序盤で紹介した、廃盤となってしまった私の”人生香水”です。
クロエ ラブクロエ
これが再販になったらまた買い続けるだろうなと思うほど惚れた香水。
フローラルパウダリーな中にムスクとほんの少しスパイシーさのある、高級な石鹸みたいな匂い。
クラシカルだけどモダンで、大人の女性を感じさせ、かつ付けていてすごく心地よい香水です。
私みたいに廃盤を嘆くファンも多いそう・・(泣)
ジョーマローン ポピー&バーリーコロン
そして前述のクロエの廃盤を知ったころに、次なる香水を探している時に購入したのがこちら。
こちらはスキッとした爽やかなフローラルな中に、軽いウッディ調が加わることでぬくもりを感じさせる香り。
ローズとムスクも感じるので、全体的に大人っぽい香りだと思います。
コロンだから香りの持続力は弱めだけど、トップからベースノートまで、スキッとしつつ温かみのある良い匂い。
ディオール ミスディオール(ヘアミスト)
女性に大人気のこちら。ミスディオール。
「モテ香水」とも言われています。
これは友人からプレゼントでいただいたもの。
すっごい良い香り。フローラル。お花畑にいるよう。
「The女の子」という香りで、大人気なのも納得。
しかし、嗅げば「良い香り〜」とうっとりするんだけれども、なぜか自分につけるとすごく落ち着きません・・
これを纏うには年を重ねすぎたな・・
世知辛えな
従い、こちらは残念ながらほぼ部屋のインテリアと化しています・・
トムフォード エレクトリックチェリー
そして最近ようやく、クロエぶりに「はっ!」とした香水がこちら。
こちらは主にチェリー、ジャスミン、ムスクとパウダリーな香り。
チェリーの香りで少し子どもっぽいと思わせておいて、ジャスミンと温かみのあるムスクで裏切る、実は大人っぽい香りです。それでもって少しパウダリーさも感じるので上品。
これはプライベート、仕事、寝る時でさえ、いつでも付けたくなる、時間と場所を選ばない不思議な香り。
個人的に大ヒットだったけれども、なぜかこちらはトムフォード香水愛好家の方たちにはあまり評価を得られていないようでちょっと残念・・
そんなの気にすんな!自分がピンと来たもの使え!
おっしゃるとおり!
クロエ ノマド
こちらは前述のトムフォードと同時に見つけてしまって、選び切れず同時に購入したもの。
こちらはトムフォードの遊びゴコロのある香りとはちょっと違い、
強くしなやかなイメージを持つ香り。
「あらゆる境界線を軽やかに越えて運命を切り開いていく」がコンセプトだそう。
オークモス、フリージアなどを調和させた、ウッディとフローラルを感じる香りで
スパイシーさとパウダリーさもあります。
複雑なのに惹かれてしまう。
いや、複雑だから惹かれてしまう・・そんな憎らしいアンチクショーな感じ。
自分を強く、自信を持ちたい時にピッタリな香りなので、これを纏うのは仕事の時のみになりそうです。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
この中に、あなたもハマったことのある香り、ありましたか?
香水にあまり興味のない人も、「なんか試してみたい」と自分のお気に入りの香りを見つけるきっかけになれば嬉しい今日この頃。
私はこの記事を書いていて、香水とともにいろんな思い出が蘇ってきました。
あんなこと、こんなことあったなぁ・・とちょっと感慨深かったり。
香りとともに成長したんだなぁ、としみじみ。
あなたには、忘れられない香りはありますか?
それでは今日はこの辺で。ばいばい。