元旦那との関係性・・
今日は子どもと元旦那の”デート”という名の面会の日だった。
息子はこの日を楽しみにしていて、迎えに来た元旦那とウキウキして出かけて行った。
私が離婚したのは、息子が1歳を過ぎた頃。
離婚理由は、まぁ小さなことが積み重なって耐えられなくなってしまった・・、というよくあるものなのだが、
一番の原因は、息子の親として現実に向き合おうとせず、家庭から逃げたその姿勢に人として呆れ果ててしまった・・
というところだろうか。
離婚前の元旦那は、基本育児には無関心。
・自分ひとりの時間がほしい
・自分のお金は自由に使いたい
これが彼のメインの言い分となり、子どもが出来てから180度人格が変わったように感じた。
里帰り出産だったため、臨月から私は実家にいたのだけど、会いに来ても面倒くさそうだったり、あぁ、そういえば子どもが生まれた後の退院の日もだるそうに来たっけ。
元旦那の仕事が夜のお仕事(バーテンダー)であったため、体がしんどいからなのだろう、とその当時の私は理解しようとしていた。
そのためお宮参りも、神主さんにご祈祷いただく正式なものではなく、
時間短縮のため簡略し終わらせたら、「これ、俺いる??」だって。
おいおいおい。随分笑わせてくれるじゃないか。
子どものためのお参りであって、お前は親だろうが!!!!!!
俺いる??じゃないんだよっっっ!!!!!!!
あーーーー。書いてたら思い出して腹が立ってくる(笑)
(すみません、まだ続けても良いですか・・)
「抱っこひもなんて格好悪くて着けたくない」
なんて言われた時には、
友人の旦那さんは子どもが出来たことに大喜びして「早く抱っこひもつけてお散歩したいなぁ」なんて言ってたのにな、とあまりの違いに悲しくなったりして。
今でもこんな光景を見ると、胸がぎゅっと、苦しくなる。
手に入らなかったものって、眩しすぎるな(笑)
子どもができるまでは優しい人だと思っていた彼が、変わってしまったように感じたのは、もしかして浮気していたのかもしれないし、子どもができていきなり母親として超現実的になった私への反発もあったのかもしれない。
離婚理由は彼だけではなく、きっと私にも原因があるのだろう。認めないけど。←おい
彼ばかりを責められない。そうは思う。
そうは思うが私は元旦那が嫌いだ。正直もう二度と会いたくない。
実際、子どもの面会時は母親に受け渡しをしてもらっており、離婚依頼一切顔を合わせていない。
よく、『「好きの反対は無関心」なんだよ♡嫌いってことはまだ気になってるぅ~♡』とかいう人がいるけれど。
違うよ。
「好きの反対は無関心、及び嫌い」なんだ。少なくても私は。
世の中には「離婚してからが最高の関係」とかいう元夫婦もいたりする。
私が子どもすぎるのだろうか。そういう関係だったら、子どもにとっても最高だろうに。
しかし、いつか知人に「”嫌い”という感情を残すと、その人とは来世でも関わるよ」と言われ、
それからというもの、こう思うようになった。
こんなかわいい息子に出会わせてくれてありがとう!心から、本当にありがとう!!!
来世のため、それはもう必死にそう思っている。本気だ。
実際、忙しなく押し流されるように過ごす毎日の中、「ああ幸せ!」と思える日々を送れているのは、息子の存在あってこそなので、そんな息子と出会わせてくれた元旦那には感謝しなきゃ、と思っている。
今ごろ息子はお父さんとの時間を目一杯楽しんでいるのだろうなぁ。
今日は仮面ライダー「リバイス」のショーを観に行くんだそうだ。
仮面ライダーが大好きな息子は、大喜びしていることだろう。
世の中には、子どもに一切無関心な父親も、離婚後養育費を払わない最低な父親もいるようだけど、幸いうちは毎月養育費は振り込まれているし、定期的に息子に会いたいと言ってくるだけ、恵まれている方なのだろうと思う。
今朝、迎えに来た元旦那に、キャッキャとはしゃいでいる息子の声をこっそり聞いた。
すごく幸せそうな声だった。
決して理想的な家族ではないけれど、せめて息子が幸せだと感じられる環境にしておきたい。
私と元旦那にはそうする義務があるのだ。
元旦那と私は、ようやく子の親としての関係性が持てたのかもしれない。
多少歪な形ではあるだろうが、我々にはきっとこれが最適な形なのだろう。