【キャバ嬢体験記】ホラーなお客様

どうも。チョコボールは断然キャラメル派!ミミィです。
少し前に、20代の頃に昼職の傍らキャバ嬢をしていた時のことをベースに、偉そうに物申す記事を書きましたが(以下参照)、その時に”あぁぁ、あの人怖かったなぁ。。。”と思い出したことがありまして、今日はその人の話をしたいと思うのです。
参照記事⇩

赤いヴェルニの男
ある日、働いていたお店にフリーで入られた一人の男性がいました。

フリーっていうのは、指名なしで入店してお客さんのことだぞ。
「フリー客」とも言われているぞ
歳は20代中盤。
見た目は、ブレイク時の狩野英孝にそっくり。
服装も白いTシャツに白いピチピチパンツ、目がチカチカするような変な柄のジャケットという出立ちで”高級店”を謳っていたお店の中でかなり浮いていました。
私はお店の黒服さんにその男性の席に着くように言われ、若干嫌な予感がしながら席に着くと、男性のテーブルの上には赤いヴェルニの長財布と、同じく赤いヴェルニのキーケースが。
ん?男性が赤のヴェルニ??
と、とても印象的だったので、この人を以後「赤ヴェルくん」と呼びたいと思います。
当たり障りのないおしゃべりをし、違う席に呼ばれたため、そそくさと失礼しようとすると、気に入られてしまったようで場内指名になってしまったミミィ・・。

場内指名っていうのは、フリーのお客さんが気に入った子をその場で指名することだぞ。
フリー客は場内指名するまで女の子が15分くらいで交代していくんだ。
そんな赤ヴェルくん、話してみると、第一印象より話しやすく、普通の青年でホッとしたのを覚えています。
赤ヴェルくんのお仕事
赤ヴェルくんは、少し前までホストをしていて、そのお店のNo. 1だったそうです。

まぁ1ミリも信じてなかったけどな!
当時ホスト界のカリスマでテレビにもたくさん出ていた「城咲仁」を崇拝しているんだとキラキラした目で語っていたっけ。

へぇー(棒)
そしてその赤いヴェルニの財布とキーケースは当時のお客様からのプレゼントなんだと自慢気に言っていました。

へぇー(棒)
でもホストを辞めて、探偵に転職したとか。

店の中で悪目立ちしてるやつが探偵って・・。
意外にも
そんな赤ヴェルくん、お店には定期的に通ってくれて、話す内容は自分の自慢話ばかりだったけれど、変に口説いてくることもなく、意外にも良いお客様だったのです。
私のことをお姉ちゃんのように思っていると言ったりなんかして、第一印象で悪く思ってしまったことを申し訳なく思ってきていたのですが、その頃からだんだん様子が変わっていったのです。

とりあえずお姉ちゃんって言われてた時には虫唾が走ったけどな!
赤ヴェルの変化
赤ヴェルくんは次第にしつこく、私の本名などプライベートなことを聞いてくるようになりました。
キャバ嬢によると思いますが、私はよっぽど信頼できる人でないと本名は明かしませんし、もちろんその他プライベートなこと(昼間の職場や住所など)も伏せていました。

自分の身は自分で守らなきゃだからな!
しかし彼はあまりにもしつこく名前を聞いてくるので、赤ヴェルくんにはニセの本名を言っていたのです。
そしてだんだんお店には来なくなり、私の出勤日でない日や休日にも電話をかけてくるように。
これも人によるかもしれませんが、よっぽど信頼している方以外、私はお店に出勤する日以外はお客様とはコンタクトを取りません。
当時の昼職はシフト制で不定休、そして実際に残業も多かったので、電話をもらっても大体電話に出れないということをお客様みなさんに理解いただいていました。

おいミミィ、いい人ぶるなよ。
電話出ようと思えば出れるだろ。
ただお客とは時間外で絡みたくないだけだろ。

・・・
スルーします!
赤ヴェルくんにも同様に伝えており、着信があれば仕事が終わった後にメールで連絡をとる、というスタイルにしていました。
が、大体彼の返信は ↓ のとおり。
「いや、なんでもない。何してるかな、と思って。」

キャバ嬢はこの手の好きでもない男とのどうでもいいやりとりが
大っ嫌いであることをもっと世間に認知されても良いと思うぞ。
フィナーレは突然に
ある日、普段と変わらず昼職をしていると、相も変わらず赤ヴェルくんから着信が。
もちろん電話には出ませんが、なぜかその日はメールをすぐ返してみたのです。
以下再現 ↓

電話出れなくてごめんね。
今仕事中なんだ。
何かあった??

何かあった?じゃねーよ。

(おや、怒っている・・)
どうしたの??

お前嘘ばっかりだな!
お姉ちゃんみたいだと思ってたのに!

なんでもいいけど「お姉ちゃん」って呼ぶのやめぃっ!!

俺知ってるぞ。
お前本名嘘ついてただろ。

ね、
○○だ ○いこ
さん?
↑本名の一部をわざと伏せ字にして、知っているぞアピールをしているおちゃめな赤ヴェルくん
※注) 名前は仮名です
怖っ

私は恐怖のあまり、その後メールを返信したか覚えていません。
まず、わざわざ一部伏せ字にするその思考が怖い!!
その後
赤ヴェルくんが探偵をしていたのはどうやら本当の話だったようで、私の本名やおそらくその他プライベートなデータを職権乱用で入手。
ただ彼もこれ以上は自分が危ない、と思ったのか、その後連絡はなくなり、お店にも来ていません。
(もちろんお店は出禁扱いに)
私はその日からしばらくは夜道を一人で歩くのも怖く、住所も職場もバレているだろうし、とかなり警戒する日々が続きましたが、幸い何事も起きず今日まで生きてこれました。
当時、他のお客様はほとんどいい人ばかりで、こんなケースは初めてでした。
キラキラした夜の世界の闇を私は見てしまったようです。
この体験はだいぶ恐ろしかったですけど、もっともっと怖い経験をしてる人もいるのでしょう。
結論、人間が一番怖い!
これを読んでくれてるあなたも気を付けて!
以上、ミミィでした。
ばいばい。

